エンジニアリズム

知らなきゃ損をする便利情報や業界裏話や技術的視点での紹介解説をするサイト

電子工作、PC

ハードディスクの寿命について

投稿日:

ハードディスクは超高精密部品になっており、微細な磁気を使用しています。
さて、ハードディスクの寿命はどこで決まるのでしょうか?
まず、超強力な磁気によっては破壊される可能性がありますが、通常はあり得ないと思います。
最近のハードディスクは安い上、超高精密部品なので製造のばらつきによる外れも存在していると思います。
しかも、これは昔より増えていると思いますが、ユーザーとしては判別がほぼ不可能でハードディスクの型番の中で外れが多い少ないの話しかできません。
それ以外の要因ですか、まずは振動です。
精密部品が中で動いているので振動は大敵です。
防振用のゴムねじを使うのもいいと思います。
電源の入りきりによるスピンアップも少ない方がいいです。
省電力機能で、ハードディスクの電源を切る機能がありますが、お勧めできません。
電源もクリアな方がいいですね。
次には熱です。ハードディスクは高温になると磁気の揺らぎが発生して記録の信頼性が落ちやすかったり、回転軸なども磨耗しやすくなります。
これはファンによる空冷よりも巨大なヒートシンクを使用した冷却のほうが、効果は高いです。
しかも、ファンによる振動や電源ノイズを考えるとマイナスになる可能性もあります。
あとは、普段の運用で逃げることですね。
SMARTを有効にして、ディスクのインフォメーションをみるソフトで代替えセクターが増えていないことを確認することですね。
それと、同容量のハードディスクを用意して定期的にバックアップすることです。
そのハードディスクは外付けなどにして、普段は電源オフで、コンセントも抜いておくのがいいでしょう。
これは稼働時間に差を付けることで同時故障を減らすことと、雷被害に強くなることが理由です。
あと、できれば3年をハードディスクの寿命として交換すると完璧ですね。
仕事で使っている人は、こういうやり方を推奨します。
個人ではどうしてもという重要なファイルをブルーレイやUSBメモリにバックアップするのが簡単ですね。
やはり、マメなバックアップが最後に一番役に立つものですよ。

-電子工作、PC

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

パソコン修理記2:windowsインストール

パソコンをようやく組み上げました。 CPUはそのままなので、一度ヒートシンクを外してシリコングリスをきれいにしました。 今回は高熱伝導率のカーボンを使用したシリコンシートを使用しました。 シリコンシー …

このブログについて

このエンジニアリズムというブログを初めて、最初の頃から6年以上たちました。 飽き性の自分にしては続いているほうですね。 このブログではエンジニアリズムと名前をつけていますが、名前の由来を聞かれたことが …

第3世代Ryzen3000(Zen2)は死角なしのCPUになった!

Ryzen3000シリーズが発売になって1週間がたって、その実力がいろいろな方面で話題になっています。 今回のRyzen3000シリーズですが、以前のRyzen2000シリーズのようなマイナーチェンジ …

SSDの利用について

最近はメーカー製パソコンでもSSDが搭載され始めていますね。 容量あたりの単価は安くはありませんが、やはり速度のほうが魅力ですね。 シーケンシャルのスピードも早いですが、ランダムアクセスが最も魅力の部 …

新型ATOMことClover Trail その2

最近、Windows8を搭載した10インチタブレットが出始めましたね。 これは、やはりATOMの影響が大きいですね。 なにしろipadよりも軽い製品がでるぐらいですからね。 これはATOMのTDPが3 …

ほしいものリスト

【Youtubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCjeRo7VFd5ETVFaLr0HnpMA/

 

【ほしいものリスト】
http://amzn.asia/fNZLRws


--------------------------------------------
今まで紹介した物や、実際に買っておすすめできる商品を紹介しています。
■オススメ商品紹介ページ
■しまねこさんの「しまねこ電子工作日記」です。


■Yahoo JAPAN
■Google
■PC Watch


--------------------------------------------
  • 23現在の記事:
  • 165866総閲覧数:
  • 1今日の閲覧数:
  • 61昨日の閲覧数:
  • 0現在オンライン中の人数:
  • 2013/01/01カウント開始日: